
充放電システムコントローラPFX2500シリーズ
基本テストからシミュレーションまで充放電測定をフルサポート
充放電システムコントローラPFX2500 シリーズは、試料(二次電池などの蓄電素子)の特性を評価するために当社製の直流電源、電子負荷装置と組み合わせて、バッテリ等の充放電電圧/電流を高精度で測定する、充放電制御専用のコントローラです。直流電源、電子負荷装置の組み合わせによって、高性能、大容量、幅広い定格の評価試験への対応も可能です。試験の実行は専用のアプリケーションソフトウェアにより行います。多重化された保護機能により長時間の連続試験、恒温槽との同期試験にも対応しています。さらに充実したグラフ機能によりデータ編集も容易に行う事ができます。
特長(PFX2512/PFX2532)
簡単セットアップ
セットアップはユーザー様で可能です。PFX2532、2512組合わせ対応モデルであれば、すでにお持ちの直流電源および電子負荷装置もセットアップしてご活用頂けますので、ローコストで試験システムを構築することができます。
デジタル定電流(CC)/定電圧(CV)制御
デジタル定電流(CC)/定電圧(CV)制御方式の採用によって、システム構成機器(直流電源/電子負荷装置)の違いによる定電流(CC)/定電圧(CV)の設定確度やドリフト特性の差違を最小限にし、高精度の試験ができます。システム構成後の調整作業は一切不要です。
高精度計測の実現
高精度計測回路が内蔵されています。電池電圧、および充放電電流を高精度に検出します。(電圧計測:100μV 分解能、電流計測:100μA分解能、経過時間測定:月差30 秒以内(10 ppm 以内))また、捕捉が難しいパルス電流でも、真の電力量、積算容量の測定が可能です。
安心の保護機能
ハードウェア本体およびソフトウェアにて過充電・過放電等の保護機能を備えています。コントローラ本体には、経路スイッチ(ロードスイッチ)が内蔵されています。経路スイッチは試料(電池)と直流電源/電子負荷装置との接続を確実にする機能と、異常検出時に直流電源/電子負荷装置を速やかに切り離す高速遮断機能を装備しています。さらに、感震センサにより、災害時など充放電試験中に大きな揺れや衝撃を感知して出力をオフし、接続した機器や試料(電池)の損傷を防止します。
10000ステップのパターン充放電機能
CC╱CP(V, I リミット付)ステップ値を10000 値まで設定することが可能です。高速充放電切り替え制御が機能して、最小100msのステップ時間幅で、複雑な充放電試験が可能になります。各種規格試験のテストパターンやシミュレーションパターンの生成などに幅広く対応します。
計測機能の拡張が可能
オプションの電圧・温度計ユニットOP02-PFXを装着することで、電圧4点、温度4点の 計測ポイントを増設できます。オプションボード用のスロットは3箇所あるので、最大、電圧12点、温度12点まで計測ポイントの増設が可能です。さらに、オプションの電圧計ユニットOP03-PFXを拡張スロットSL01-PFX*1 に装着することで、8点の中間セル電圧計測も可能になります。拡張スロットSL01-PFXの全てのスロットにOP03-PFXを装着すると64点まで電圧の計測ポイントを増設できます。*1:SL01-PFXに電圧・温度計ユニットOP02-PFXを実装することはできません。SL01-PFXを使用する場合は、PFX2532╱2512内部の拡張スロットを1枚分占有します。
シームレスな充放電の実現により規格試験パターンにも対応
従来は電源装置と電子負荷装置の切り替えに一定の時間が必要でした。PFX2512、2532では電源装置と電子負荷装置を同時に制御することで、継ぎ目のない充放電切り替え(シームレス充放電)を実現しました。このことにより、電気自動車やハイブリッド自動車はもとより、電動バイクや電動アシスト自転車など、充放電を繰り返し息継ぎ無く行う用途やピークシフトの為の無停電電源用途など、その複雑な用途を再現する特性試験やIEC62660 規格などの充放電を連続的に行う規格試験パターンへの対応が可能となりました。
最速1ms高速データサンプリングを実現
指定した電圧、電流ステップをトリガとして、最小 1ms(1 プロファイル毎に最大 6000 ポイント) の電圧計測/電流計測が可能です。ステップ電流に同期した精度の高い電圧波形が取得できますので、試料のインピーダンス解析や寿命判定の評価に最適です。
- サンプリング速度:1ms/10ms/100ms から選択
- セル電圧計:サンプリング 100ms 固定 (OP02-PFX 装着時)
- 4種類の計測開始トリガ(充放電開始直後 / 充放電終了直前)
- 6000サンプリングストア 6s@1ms/60s@10ms/ 600s@100ms
6Vレンジで単セル評価をより高精度に
PFX2512、PFX2532は、電圧レンジ切り替え6V/60Vを装備。6Vレンジ確度±(0.05% of rdng + 0.04% of f.s)、 60Vレンジ確度±(0.05% of rdng + 0.02% of f.s)。スタックされた組み電池に加え、単セルでの特性試験もより高精度に行う事が出来ます。
CAN 通信対応
PFX2512、PFX2532(BPChecker3000)は、通信ログ、解析、エミュレート機能などを付加した専用アプリと通信する事が出来ます。これにより充放電制御とログ区間の同期、専用アプリから充放電制御するなど多様な要求に対応する事が出来ます。詳しくはP6、7をご参照ください。
充放電試験の内容
電池を作る側、使う側に関わらず、電池に対する様々な電気的特性試験を行うことができます。
- I-V 特性試験
- サイクル特性試験
- 充放電レート試験
- 温度特性試験
- 充放電効率試験
- 容量測定試験
- 保存特性試験
- 容量変化試験
- 実負荷模擬試験
- BMS検証試験
特長(PFX2511)
簡単セットアップ。既存設備でもOK!
セットアップはユーザー様で可能です。接続に必要な部品は全て当社でご用意頂けます。また、PFX2511 組合わせ対応モデルであれば、すでにお持ちの直流電源および電子負荷装置もセットアップしてご活用頂けますので、ローコストで試験システムを構築することができます。
デジタル定電流(CC)/定電圧(CV)制御
デジタル定電流(CC)/定電圧(CV)制御方式の採用によって、システム構成機器(直流電源/電子負荷装置)の違いによる定電流(CC)/定電圧(CV)の設定確度やドリフト特性の差違を最小限にし、高精度の試験ができます。システム構成後の調整作業は一切不要です。
安心の保護機能
二次電池の充放電試験の安全性を向上させるには複数の保護機能が必要となります。PFX2511 ではハードウェア本体およびソフトウェアにて過充電・過放電等の保護機能を備えています。コントローラ本体には経路スイッチ(ロードスイッチ)が内蔵されています。経路スイッチは試料(電池)と直流電源/電子負荷装置との接続を確実にする機能と、異常検出時に直流電源/電子負荷装置を速やかに切り離す高速遮断機能を装備しています。さらに、感震センサーにより、災害時など充放電試験中に大きな揺れや衝撃を感知して出力をオフし、接続した機器や試料(電池)の損傷を防止します。
高精度計測の実現
コントローラには高精度計測回路が内蔵されています。電池電圧、および充放電電流を高精度に検出します。(電圧計測:100μV分解能、電流計測:100μA分解能、経過時間測定:月差30秒以内(10ppm以内))
パルス放電機能の搭載
携帯電話、デジタルカメラ、ノート PC 等においてダイナミックな負荷電流変化を再現した放電試験ができます。パルス電流を忠実に積算することで正確な容量を算出します。また周期の中の最大電圧や最小電圧も測定します。(最小パルス幅:5ms)
複雑な充電制御や放電制御が可能
試験に必要な複雑な充放電制御(電圧、電流、温度、容量、電力量の測定と時間の管理)が可能です。離れた場所で制御している場合でも、前面パネルのスイッチで切り替えることにより、パネルに表示して試験の内容が確認できます。
DUTケーブル接続保護機能の搭載
DUTケーブルと電圧センシング線の規定値を超える電位差、結線の異常、試料(電池)との接続不備などを検出して、接続した機器や試料(電池)の損傷を防止します。
システム構成
仕様
動作検証済みの組合わせ(モデルID)動作検証済みの組合わせにはモデルIDを用意しています。モデルIDが確定していない組合わせをご希望される際は別途ご相談ください。
モデルID 充電用電源 放電用電子負荷 PFX2512 7103 PWR1600L PLZ1004W×2(並列) ※2 7105 ※4 PAT60-67T PLZ1004W+2004WB ※1 7106 PWR1600L PLZ1004W ※2 7107 PASIO-70 PLZ1004W ※2 7110 PAS40-27 PLZ1004W ※2 7112 PASI 0-35 PLZ334W ※2 7119 PWR1600L PLZ1004W+2004WB ※1 PAS60-12 PLZ1004W ※2 PWR1600L PLZ664WA ※2 7122 PAS60-12 PLZ664WA ※2 7124 PAS40-9 PLZI 004W ※2 7125 PWR1600L PLZ664WA ※2 7126 PWR801L PLZ1004W ※2 7127 PWR801ML PLZ1004W ※2 7128 PWR1201L PLZ1004W ※2 7151 PWR401L PLZ205W ※2 7152 PWR401ML PLZ205W ※2 7153 PWR401L PLZ405W ※2 7154 PWR401ML PLZ405W ※2 7155 PWR801L PLZ1205W ※2 7156 PWR801ML PLZ1205W ※2 7157 PWR1201L PLZ1205W ※2 7158 PWR1201ML PLZ1205W ※2 7159 PWR1201ML PLZ1205W×2 (並列) ※2 7160 PWR1201ML PLZI 205W+2405WB ※1 モデルID 充電用電源 放電用電子負荷 PFX2532 7301 PWR1600L×2(並列) PLZ1004W ※2+2004WB 7302 PAT60-133T PLZ1004W ※2+2004WB×2(並列) ※3 7303 PAT40-200T PLZ1004W ※2+2004WB×2(並列) ※3 7304 PAT40-200T PLZ1004W ※2+2004WB 7305 PWR1600L PLZ1004W ※2 7306 PAT40-200T PLZ1004W ※2 7307 PWR1600L PLZ1004W×2(並列) 7351 PWR1201L PLZ1205W ※2 7352 PWR1201L PLZ1205W×2(並列) ※2 7353 PAT60-133T PLZ1205W+2405WB×2 ※2 7354 PAT40-200T PLZ1205W ※2 7355 PAT40-200T PLZ1205W+2405WB ※2 7356 PAT40-200T PLZ1205W+2405WB×2 ※2 7357 PAT40-200T PLZ1205W+2405WB×3 ※2 7358 PAT40-200T PLZ1205W+2405WB×4 ※1 7359 PAT80-100T PLZ1205W+2405WB×4 ※1 - ※1 Mレンジ
- ※2 Hレンジ
- ※3 当社製 大容量直流電子負荷装置スマートラックシステムPLZ5004W SRと置換え可能です。
- ※4 別途接続ケーブルが必要になります。詳細については担当営業にお問い合わせ下さい。
- ※ PWR-01シリーズとPFX2500シリーズの接続にはSC07-PFX(オプション)が必要です。
- ※ PLZ-5WシリーズとPFX2500シリーズの接続にはSC05-PFX(オプション)が必要です。
PFX2511 PFX2512 PFX2532 出力数 1 ch 1 ch 充電電流範囲 *1 0.000 A 〜 50.000 A 0.000 A 〜 50.000 A 0.000 A 〜 200.000 A 充電電圧範囲 *1 60 V レンジ 0.000 V 〜 60.000 V 0.000 V 〜 60.000 V 6 V レンジ - 0.000 V 〜 6.000 V 放電電流範囲 *1 0.000 A 〜 50.000 A 0.000 A 〜 50.000 A 0.000 A 〜 200.000 A 放電電圧範囲 *1 *2 60 V レンジ 0.000 V 〜 60.000 V 0.000 V 〜 60.000 V 6 V レンジ - 0.000 V 〜 6.000 V - *1 接続する電源装置、電子負荷装置の機種、配線状態等により範囲が異なります。
- *2 接続する電子負荷装置の機種、配線状態等により、放電可能な最低電圧が異なります。
PFX2511 PFX2512 PFX2532 Static 定電流充放電 範囲 *1 0.000 A 〜 50.000 A 0.000 A 〜 50.000 A 0.000 A 〜 200.000 A 確度 *2 *3 *3 分解能 1 mA 1 mA 定電圧充電 範囲 *1 60 V レンジ 0.000 V 〜 60.000 V 0.000 V 〜 60.000 V 6 V レンジ - 0.000 V 〜 6.000 V 確度 *2 *3 *3 分解能 1 mV 1 mV 定電力放電 範囲 *1 0.10 W 〜 3000.0 W 0.10 W 〜 3000.00 W 1W~12000W 確度 *2 *4 *3 ±(0.5 % of set + 1W) *7 ±(0.5% of set + 10W) *7 分解能 *5 100 mW 10 mW 1W Pulse 定電流放電 範囲 *1 0.000 A 〜 50.000 A - 確度 *2 *3 - 分解能 1 mA - 設定数 20値 - 時間幅 範囲 5.0 ms 〜 65000.0 ms - 確度 *2 *6 ±(0.05 % of set + 0.05 ms) - 分解能 100 μs - 定電力放電 範囲 *1 60 V レンジ 0.1 W 〜 3000.0 W - 6 V レンジ - - 確度 *2 *4 *3 - 分解能 60 V レンジ 100 mW - 6 V レンジ - - 設定数 20値 - 時間幅 範囲 5.0 ms 〜 65000.0 ms - 確度 *2 *6 ±(0.05 % of set + 0.05 ms) - 分解能 100 μs - Pattern *8 パターン定電流 範囲 *1 - -50.000 A 〜 50.000 A -200.000 A 〜 200.000 A 確度 *2 - *3 分解能 - 1 mA 設定数 - 10000 値(最大ステップ数) 時間幅 範囲 - 0.1 s 〜 9999.9 s(1 ステップの時間幅) 確度 *2 - ±(0.05 % of set + 10 ms) 分解能 - 100 ms パターン定電力 範囲 *1 - -3000.0 W 〜 3000.0 W -12000W 〜 12000W 確度 *2 - ±(0.5 % of set + 1W) *7 ±(0.5% of set + 10W)*7 分解能 - 10 mW 1W 設定数 - 10000 値(最大ステップ数) 時間幅 範囲 - 0.1 s 〜 9999.9 s 確度 *2 - ±(0.05 % of set + 10 ms) 分解能 - 100 ms - *1 接続する直流電源、電子負荷装置の機種、配線状態等により範囲が異なります。
- *2 周囲温度:18 ℃〜 28 ℃にて。
- *3 ソフトウェア制御により、計測値=設定値となるように外部装置が制御されます。設定確度は計測確度と等しくなります。
- *4 60 V レンジ:電池電圧5 V 以上にて、6 V レンジ:0.5 V 以上にて。
- *5 定電力放電の電圧動作範囲5 V 〜 60 V(保証値)。
- *6 パルス振幅(電流振幅)の半分(1/2)の位置にトリガを設定して時間を測定。
- *7 電池電圧を計測して、設定された電力値からソフトウェア演算により制御電流(定電流制御)を算出しています。1回の演算処理時間(電圧計測から出力設定まで)は、約1msです。
- *8 動作電圧範囲は1V以上となります(TL08- PFX使用時、バイアス電源有無に関わらず)。
PFX2511 PFX2512 PFX2532 Static 充放電電流計測 範囲 0.0000 A 〜 50.0000 A 0.0000 A 〜 50.0000 A *1 0.0000 A 〜 200.0000 A *1 確度 *2 *3 ±(0.15 % of reading + 0.02 % of rating) ±(0.15 % of reading + 0.02 % of rating) ±(0.2% of reading + 0.1% of rating) 分解能 0.1 mA 0.1 mA 1mA 電圧計測 範囲 60 V レンジ -6.0000 V 〜 60.0000 V -6.0000 V 〜60.0000 V *4 6 V レンジ - -1.0000 V 〜 6.0000 V *5 確度 *2 *3 *6 60 V レンジ ±(0.05 % of reading + 0.02 % of rating) ±(0.05 % of reading + 0.02 % of rating) 6 V レンジ - ±(0.05 % of reading + 0.04 % of rating) 分解能 *6 0.1 mV 0.1 mV 電力計測 範囲 - 0.000W〜3000.000W 0.0W〜12000.0W 確度 - ソフトウェア演算(電圧計測×電流計測) 分解能 - 1mW 100mW 容量計算 範囲 0.000 Ah 〜2000.000 Ah 0.000 Ah 〜2000.000 Ah 確度 *2 *3 電流計測確度と時間確度に依存 - 分解能 0.1 mAh 1 mAh 時間 *7 確度 *2 *8 ±10 ppm(TYP 値) ±10 ppm(TYP 値) Pulse 充放電電流 範囲 0.0000 A 〜 50.0000 A - 確度 *2 *3 ±(0.2 % of reading + 0.03 % of rating) - 分解能 0.1 mA - 計測値 平均電流、500 ms 更新(測定は連続) - 電池電圧 範囲 0.0000 V 〜 60.0000 V - 確度 *2 *3 ±(0.05 % of reading + 0.02 % of rating) - 分解能 0.1 mV - 計測値 High 電圧 パルス設定1 周期中の最高電池電圧値 - Low 電圧 パルス設定1 周期中の最低電池電圧値 - 任意 指定したパルスポイントにて - 容量計算 範囲 0.0000 Ah 〜2000.0000 Ah - 確度 *2 *3 電流計測確度と時間確度に依存 - 分解能 0.1 mAh - 時間 *7 確度 *2 *8 ±10 ppm(TYP 値) - Pattern 充放電電流 範囲 - -50.0000 A 〜 50.0000 A *1 -200.000 A 〜 200.000 A *1 確度 *2 - ±(0.2 % of reading + 0.03 % of rating) ±(0.2% of reading + 0.1% of rating) 分解能 - 0.1 mA 1mA 計測値 - 平均電流、1 s 更新(測定は連続) 電圧計測 範囲 60 V レンジ - -6.0000 V 〜 60.0000 V *4 6 V レンジ - 1.0000 V 〜 6.0000 V *5 確度 *2 60 V レンジ - ±(0.05 % of reading + 0.02 % of rating) 6 V レンジ - ±(0.05 % of reading + 0.04 % of rating) 分解能 *6 - 0.1 mV 電力計測 範囲 - -3000.000W〜3000.000W(-は放電電力) -12000.000W〜12000.000W(-は放電電力) 確度 *2 - ソフトウェア演算(電圧計測×電流計測) 分解能 - 1mW 10mW 電流容量計算 範囲 - -2000.000 Ah 〜2000.000 Ah 確度 *2 - 電流計測確度と時間確度に依存 分解能 - 0.1 mAh 1mAh 電力容量計算 範囲 - -120000.000 Wh ~120000.000 Wh(-値は放電容量) 確度 *2 - 電圧、電流計測確度、時間確度に依存 分解能 - 1mWh 時間 *7 確度 *2 *8 - ±10 ppm(TYP 値) 高速サンプリング 電流計測 範囲 *9 - -50.0000 A 〜 50.0000 A -200.000 A 〜 200.000 A 確度 *2 *9 *10 1 msサンプリング - ±(0.2 % of reading + 0.5 % of rating) ±(0.4 % of reading + 0.5 % of rating) 10 msサンプリング ±(0.15 % of reading + 0.05 % of rating) ±(0.3 % of reading + 0.1 % of rating) 100 msサンプリング ±(0.15 % of reading + 0.02 % of rating) ±(0.2 % of reading + 0.1 % of rating) 分解能 1 msサンプリング - 0.1 mA 1 mA 10 msサンプリング 100 msサンプリング 電圧計測 範囲 60 V レンジ - -6.0000 V 〜 60.0000 V 6 V レンジ -1.0000 V 〜 6.0000 V 確度 *2 *9 *10 1 msサンプリング *6 - ±(0.1 % of reading + 0.1 % of rating) 10 msサンプリング *6 ±(0.1 % of reading + 0.05 % of rating) 100 msサンプリング 60 V レンジ: ±(0.05 % of reading + 0.02 % of rating) 6 V レンジ: ±(0.05 % of reading + 0.04 % of rating) 分解能 *6 1 msサンプリング - 1 mV 10 msサンプリング 0.1 mV 100 msサンプリング 0.1 mV - *1 計測可能範囲:-52.500 A 〜 52.500 A(TYP 値)、(PFX2532は-210.000A〜210.000A(TYP 値))ただし、上記の範囲外では確度は保証されません。-値は放電電流値。
- *2 周囲温度:18 ℃〜 28 ℃にて。
- *3 計測可能範囲:上記に記載の範囲内にて。
- *4 計測可能範囲:-6.500 V 〜 65.000 V(TYP 値)ただし、上記の範囲外では確度は保証されません。
- *5 計測可能範囲:-6.500 V 〜 6.500 V(TYP 値)ただし、上記の範囲外では確度は保証されません。
- *6 6 V/ 60 V レンジ共通。
- *7 充放電時、休止時における経過時間(終止条件)の確度。
- *8 月差30 秒相当。
- *9 定格出力範囲外は確度が保障されません。
- *10 組み合わせる電源装置のリップルノイズ、AC ラインノイズ(50 Hz/ 60Hz)に起因するふらつきは含みません。
PFX2511 PFX2512 PFX2532 抵抗(温度)計測部 *1 計測可能範囲 -40.0 ℃ 〜 100.0 ℃ 計測分解能 0.1 ℃ 計測確度 *2 *3 ±0.5 ℃ (計測温度 0 ℃ 〜 40.0 ℃にて) ±1 ℃(計測温度 -20 ℃ 〜 80 ℃にて) 参考(サーミスタ103AT) 形名 103AT-2、SEMITEC製 R25 10.0 kΩ、25 ℃における公称ゼロ負荷抵抗値 使用温度範囲 -50.0 ℃ 〜 110.0 ℃ 温度確度 *3 ±0.5 ℃(計測温度0 ℃ 〜 40.0 ℃にて) 許容差 ±1 % B 定数 3435K±1 %(計測温度 25 ℃にて) - *1 温度計測については、絶対温度をトレースするものではありません。抵抗 → 温度 換算値。
- *2 測温体の誤差を除きます。
- *3 周囲温度:18 ℃〜 28 ℃にて。
PFX2511 PFX2512 PFX2532 過電圧(過充電)保護 ソフトウェアOVP、ハードウェアOVP 低電圧(過放電)保護 ソフトウェアUVP、ハードウェアUVP 過電流保護 ソフトウェアOCP *1、ハードウェアOCP、負荷短絡保護 容量(過充放電)保護 ソフトウェアOAH *2 過温度保護(試料) ソフトウェアOTP その他 感震アラーム - *1 ソフトウェアOCP は設定電流に対して、1A(PFX2532は5A) を加算した値をアプリケーションソフトが自動的に設定します。
- *2 公称容量に対して、設定された百分率を掛けた値をアプリケーションソフトが計算して容量で設定します。
PFX2511 PFX2512 PFX2532 公称入力定格 100 Vac 〜 240 Vac、50 Hz / 60 Hz 入力電圧範囲 90 Vac 〜 250 Vac 消費電力 60 Vamax OP01-PFX 3 枚装着時:80 Vamax 60 Vamax OP02-PFX 3 枚装着時:80 Vamax 動作温度・湿度範囲 0 ℃〜 40 ℃、20 %rh 〜 85 %rh(結露なし) 保存温度・湿度範囲 -10 ℃〜 60 ℃、0 %rh 〜 90 %rh(結露なし) 動作環境 屋内、過電圧カテゴリII 高度 2000 m まで 対接地電圧 入出力端子⇔シャシ ±80 Vmax ±70 Vmax 絶縁抵抗 一次⇔シャシ 500 Vdc、30 MΩ 以上、70 %rh 以下 一次⇔入出力端子 耐電圧 一次⇔シャシ 1500 Vac、1 分間にて異常なし 一次⇔入出力端子 安全性 *1 以下の指令および規格の要求事項に適合
低電圧指令 2014/35/EU
EN 61010-1 (Class I *2 , 汚染度 2)電磁適合性(EMC) *1 以下の指令および規格の要求事項に適合
EMC 指令2014/30/EU
EN 61326-1 (Class A *3 )
EN 55011 (Class A *3、Group 1 *4 )
EN 61000-3-2
EN 61000-3-3【適用条件】
本製品に接続するケーブルおよび電線は、すべて5 m 未満を使用【適用条件】
本製品に接続するケーブルおよび電線は、すべて3m 未満を使用質量 約7 kg 約17 kg - *1 パネルにCE マーキングの表示のある製品に限ります。特注品、改造品には適用されません。
- *2 本製品はClass I 機器です。本製品の保護導体端子を必ず接地してください。正しく接地されていない場合、安全性は保障されません。
- *3 本製品はClass A 機器です。工業環境での使用が意図されています。本製品を住宅地区で使用すると干渉の原因となることがあります。そのような場合には、ラジオやテレビ放送の受信干渉を防ぐために、ユーザによる電磁放射を減少させる特別な措置が必要となることがあります。
- *4 本製品はGroup 1 機器です。本製品は、材料処理または検査/分析のために、電磁放射、誘導および/または静電結合の形で意図的に無線周波エネルギーを発生/使用しません。
付属品 PFX2511 PFX2512 PFX2532 電源コード 1 本 1 本 圧着端子付きケーブル 4 本(赤:2 本、白:2 本) 各45 cm 4本(赤:2本、白:2本)各45cm - 入出力端子用カバーセット - - 端子カバー3 個、ロック用結束バンド6 個 入出力端子用ねじセット - - 6 組 負荷入力端子用カバーセット - - カバー、補助バンド 4 組 26 芯フラットケーブル 1 本 1 本 20 芯フラットケーブル 1 本 1 本 26 芯ケーブル(PAT−T用) - - 1 本 センシングコネクタ 1 個 1 個 センシングコネクタカバーセット - - カバー1組、ロック用結束バンド1個 サーミスタ 1 個 1 個 ロックレバー 2 個 2 個 LANケーブル (2 m) - 1 本 TP-BUS コネクタ付ツイストペア線(1 m) 1 本 - 取扱説明書 1 冊 1 冊 BPChecker2000 セットアップガイド 1 冊 - BPChecker2000 Basic Edition CD-ROM 1 枚 -
充電用電源選定時の注意(経路損失について)
充電電流が流れることでDUTケーブルや接続ケーブル、PFX2500 シリーズ電流パス回路等に電圧降下が生じます。この電圧降下による充電時の電力損失が経路損失です。充電
に利用可能な最大電力は、経路損失を差し引いた値になります。
[充電最大電力 = 直流電源最大定格電力ー経路損失]
放電用電子負荷装置選定時の注意(放電最低動作電圧)
電子負荷装置には最低動作電圧(PLZ1004W では 1.5V)があり、これ以下の電圧では
動作できなくなります。さらに経路損失(電圧降下)を加えたものが、放電最低動作電圧
となります。
[放電最低動作電圧 = 電子負荷装置最低動作電圧+経路損失による電圧降下]
ラインアップ
※SD007-PFXはPFX2512、2532の動作に必須の製品となります。
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